乳酸菌を摂取するという健康法はもはや定番となっていますが、近年では乳酸菌の種類ごとにさまざまな機能があることが分かってきました。そしてその機能の中には、認知機能の維持やストレス緩和といった機能もあることも分かってきています。

日本人女性の死因の第一位は大腸がんですが、これは女性に便秘になる方が多いことが関係しています。そのため、便通を改善する乳酸菌を摂取することで、大腸がんになるリスクを低く抑えることができます。

近年では腸脳相関という言葉が聞かれるようになってきましたが、これは腸内環境と脳の機能維持に深い関係があることを表したものです。乳酸菌の中には、加齢に伴って低下していく認知機能を維持する働きをするものもあるため、認知症予防のために積極的に摂取している方も少なくありません。

また、ストレスを緩和し睡眠の質を向上させる働きをする乳酸菌も存在するため、睡眠の悩みを抱える方は、このような乳酸菌を摂取することをおすすめします。