乳酸菌はヨーグルトなどの乳製品や、サプリメントで摂取することができます。ヨーグルト以外の発酵食品にも、乳酸菌が含まれているものがあります。

乳酸菌による整腸作用を期待する場合には、乳酸菌が生きたまま腸に届いたほうが良いのですが、乳酸菌は胃酸によって殺菌されてしまうため、胃酸が薄まる食後のタイミングにヨーグルトなどで生きた乳酸菌を摂取するとよいでしょう。

乳酸菌に免疫系の活性化やアレルギー抑制作用を求める場合には、死んだ乳酸菌であっても問題はないので、加熱した食品やサプリメントから摂取しても問題ありません。乳酸菌が睡眠中に腸内で働くように夕食後のタイミングで摂取するとよいでしょう。

このような方法で乳酸菌を摂取しても、摂取したその日から効果を実感できるわけではありません。乳酸菌が腸内で十分に増殖するためには1週間から2週間程度の時間がかかるので、それまで乳酸菌の種類を変えずに根気よく摂取し続けるようにしましょう。