乳酸菌にはさまざまな種類があり、整腸作用や免疫力向上といった健康効果がありますが、コレステロールを低減させる働きが期待できるものがあります。

コレステロールとは、人間の体に存在する脂質の一種で、細胞膜やホルモンを作る材料となります。そのため人間の体には必要不可欠な物質ですが、コレステロールには体に良い働きをする「善玉コレステロール」と「悪玉コレステロール」があり、悪玉コレステロールが増えすぎてしまうと、健康を損なってしまいます。

悪玉コレステロールの増えすぎによる健康への悪影響には、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞になりやすくなるというものがあります。脂質が多い食事を食べることが多い人は、この悪玉コレステロールが増加している可能性があります。

一部の乳酸菌には、コレステロールを吸着させて血中のコレステロール濃度を低下させる働きがあるため、このような乳酸菌を積極的に摂取して悪玉コレステロールの濃度を低下させましょう。