乳酸菌は球状や棒状の形をしていて、人間の体の中では腸の中に多く生息しています。酸素があっても生息できるという特徴があるため、酸素が存在する小腸に特に多く存在しています。

乳酸菌は糖を分解して大量の乳酸を作り出し、この乳酸によって腸内環境が酸性に保たれることで悪玉菌の増殖が抑えられ、腸内環境が整えられます。乳酸菌が多く存在する小腸には免疫細胞の約7割が存在しているため、そこで働く乳酸菌は免疫機能の向上をサポートします。

免疫機能強化に効果がある乳酸菌には、免疫機能の司令塔であるプラズマサイトイド樹状細胞を直接活性化するプラズマ乳酸菌、免疫システムの最前線で働くNK細胞を活性化する1073R-1乳酸菌があります。

このような乳酸菌を積極的に摂取することで、免疫機能の向上をサポートすることができ、風邪に罹るリスクを低下させたり、インフルエンザの抑制効果が期待できたりする可能性があることが分かっています。

体調を崩しやすいという人は、このような免疫機能の向上をサポートする種類の乳酸菌を摂取してみてはいかがでしょうか。