腸内の乳酸菌を増やすためには、もともと腸に生息している乳酸菌の数を増やすことが効果的です。日本の伝統的な発酵食品である味噌には、乳酸菌が豊富に含まれています。この味噌を使って味噌汁を作る際に、具に野菜を使用すると乳酸菌と乳酸菌の増殖を助ける食物繊維を同時にとることができるので、効率的です。

味噌汁は昔は毎日のように飲まれていたものですが、近年では食の欧米化が進みあまり飲まないという人も増えてきました。また、味噌汁を毎日飲みたいと思ってもだしをとる手間がかかるため、作るのが面倒だという人もいます。味噌汁のだしを取るのが面倒だと思う方は、顆粒タイプのだし調味料を利用したり、だしが入っている味噌を利用したりすることで味噌汁を手軽に作ることができます。

昔なら「手抜き」といわれましたが、今は「手間抜き」が当たり前の時代なので、手間抜きができる調味料をどんどん活用して、食事から乳酸菌を効率よく摂取するようにしましょう。